この物語は ネコとネズミの死闘 その結末からの~ 幸運 なお話である。
活殺法 MASSA GIN 最後の後継者 ミッキー拳は、 情に厚く 力もち 粋な鼠である。
ミッキー拳には三匹の兄がいたが 猫界の暴君 80ミニツ に奴隷にされ 無惨にも三匹ともこの世を去っている。
猫の 80ミニツはラッパーで成功し、俳優 モデルと活躍していたが、金使いが荒く 財布の底は尽きていた。
が、 仮想通貨でひと山当て その金を権力にネズミ達を支配してたのである。
ミッキー拳の兄達も 80ミニツ に囚われ、人材派遣としてタダ働きを強要されていた
長男の ラ王は らーめん屋、日清で 朝から晩までこき使われ あげくの果てにはスープにされて食べられてしまった(T_T)/~~
ラ王の最後の言葉 < 我が人生 悔いなし > はミッキー拳の心に、熱く焼きついているのであった。
次男の 朱鷺(トキ)は ロシアの原発に20年も労働者として蛸壺部屋に入れられていた。 そして原発の事故により被爆し、
帰国した朱鷺は 髪は真っ白 顔は性格悪そうな面になり、以前の優しかった兄さんの姿は無かった。
もぐりで、アミバ接骨院を開業したが 高額な治療費うえに治療ミスが激しかった為、鼠ポイポイ貼り付けの刑罰で処刑された。(-_-)
三男の 邪気は ま~ 悲惨である。 80ミニツの面接で 胸にタバコの根性焼きを七箇所押しつけられ
スケバン刑事のような鉄仮面を無理やりかぶせられた。 サイズが合わない鉄仮面を無理やり押し込んだので、脳死してしまった邪気の
怨念は カレー屋の前にあるピカ中学校に度々 亡霊 として生徒に目撃されている。 下校中の生徒の前に突然現れては
” 俺の名前をいってみろ ” といきがると、 生徒達は 知るかボケ。 クソして寝ろ、シメるぞカスがっ とののしられ
半泣きで消えてゆくのであった<(ToT)>

~ 続く ~
【関連する記事】